クリニックのトイレは多くの患者さんが利用します。特に気を配りたいのは洗面台。洗面台の周りが水で濡れていると、手荷物が置けなくなります。特に女性の患者さんはバッグを持ってトイレに入ることが多いので、手を洗う際、バッグを抱えながら手を洗うという不便な状況を強いられます。洗面台の周囲にちょっとした台を設け、手荷物を置けるようにすると、ストレスなく手を洗えるようになります。
スタッフの採用面接は増患につながります。逆に採用面接での対応が悪いと、患者さんを減らします。なぜなら、不採用になっても、その後、応募者自身あるいはその家族が将来の患者となる可能性があるからです。
地域には、医師を顧問として必要としている施設がたくさんあります。例えば、スポーツクラブ、幼稚園、保育園、一般企業など。最近は高齢化社会の到来とともに、高齢者住宅や特別養護老人ホーム等の高齢者施設等も、医師を求めています。こうした各種施設から顧問のオファーが来たときには、多少条件が芳しくなくても快く引き受ければ、長期的な視点での増患につながるでしょう。
患者さんへのよりよいサービスを実践するにあたっては、一流ホテルから学ぶべき点がたくさんあります。そのひとつがクロークサービス。患者さんの荷物や上着を受付で預かることで、気の利いた医院として高い評価を受けるでしょう。
医院の待合室には雑誌、書籍、新聞などのほかに、さまざまなパンフレットが置かれています。ここで他の診療科目の医院さんから「うちのパンフレットを置いてほしい」と頼まれたらどうしますか? もちろん、喜んで置くようにしましょう。そうすることで、自分たちの医院のパンフレット等を相手の医院に置いてもらいやすくなるからです。
増患方法のひとつに診療時間の延長が挙げられます。しかし、ただ単に時間を延ばすだけでは効果が望めません。地域や心療科目によっては、診療時間を延長してもあまり意味がない場合があります。事前調査を必ず行い、医院に合った診療日と時間を勘案してから診療時間を設定しましょう。
一般的に患者さんは「病院は患者さんの紹介を欲しがっている」ということを知らないケースが多いといわれています。つまり「患者さんを紹介してください」という意思表示をしないと、患者さんは知人を紹介しないものなのです。そのために必要なのは「患者様ご紹介カード」です。
往診を行っている医院・クリニックでは、往診に軽自動車等の専用車両を用意している場合があると思います。その場合、医院の名前等のペイントをしていますか? ただ普通の車を使うだけではもったいないです。ワンポイントでもペイントをすることで、走る宣伝カーとして有効なマーケティング媒体になるのです。
サービス向上と患者さんの増加につなげるのに効果的なのは、患者さんへのアンケート調査。しかし、なかなか患者さんの本音の意見を吸い上げるのは簡単ではありません。そこでおすすめしたいのは「患者満足度調査」ではなく「患者不満足度調査」です。内容は同じでもタイトルを変えるだけで、患者さんの本音に近づいた意見を聞き出すことができます。
病院・医院のホームページにはどんな情報を入れていますか? ご存知の通り、医療機関の広告宣伝にはさまざまな規制があります。しかし、インターネットのホームページは規制を受けていません。有効な情報を掲載し、多くの患者さんに来てもらうようアクションをとりませんか。