「経営理念のつくり方」事例紹介~ソフトバンクビジョン発表会に学ぶ~
御社には経営理念がありますか? 経営理念とは、社長の熱き思いを言葉にすること。言い換えれば、どんなに状況が変化しても変わることのない、企業活動の基本となる考え方です。経営理念が明確になっていれば、社員を同じ方向に向かせることができます。「どんな経営理念にすればよいのか?」と、考えてしまう方もいらっしゃることでしょう。そんな方は、先日行われたソフトバンクの「新30年ビジョン発表会」での孫正義社長のスピーチが経営理念を立てる際の勉強になります。
「情報革命で人々を幸せに」
「現役としては恐らく最後となる、最も重要なスピーチ」と孫氏が前置きしたスピーチは、各種メディアで有名になりました。そこで掲げていたソフトバンクの経営理念は「情報革命で人々を幸せに」。ひとつのビジネスモデルにこだわらず、最先端のテクノロジー、最も優れたビジネスモデルを適用し、世界中の最も優れた企業とパートナーシップを構築して、300年間滅びないで成長する企業を目指すことを孫氏は語っていました。
「情報革命で人々を幸せに」という理念は、大きなテーマでわかりやすく、多くの人を巻き込むのに有効です。どんなにビジネスモデルが変化しても通用し、普遍的なことも見逃せません。また、社員の立場から見ても、理念が前向きでやる気が出るような言葉でまとめられており、どんな業務もこの理念に立ち返ることができます。そして、理念に共鳴する優秀な人材が集まってくる可能性があります。
経営理念は美辞麗句を並べ立てる必要がありません。社員全員に浸透してこそ意味があるのです。経営理念が全社員の肌身に染み渡れば、創造性に満ちた素晴らしい会社になることが期待できるでしょう。









